谷明洋(たに・あきひろ)です
科学コミュニケーター。
いろんなことを科学して、対話して、学ぶ人。
日本科学未来館を退職後、横浜市の建築設計事務所でまちづくりを研究しながら、個人事業に取り組んでいます。
科学の視点や考え方で得られる「世界観」と、理屈だけでは説明しきれない「感情・価値観」の両方を大切にしながら、人と学び合っていきたいと思っています。
Contents
現在の肩書
科学コミュニケーター(個人事業)/ 株式会社オンデザイン「アーバン・サイエンス・ラボ」主任研究員 / 宇宙と星空の案内人 / 一般社団法人知識流動システム研究所 フェロー / 地域を旅する「さとのば大学」 専任講師 / 株式会社S’UIMIN 事業本部 プロジェクトマネージャー
こんなこと、やってます
科学コミュニケーション活動全般
日本科学未来館の展示解説ツアー、出前授業「宇宙や生態系と私たち」、さまざまな事業や課題の構造整理、各種イベントのファシリテーター、「伝える技術と考え方」の研修講師、出張天体観察会(都市部OK)、「宇宙と星空の案内人」技術伝授、取材・執筆、簡単なWebサイト作成、その他おもしろそうなこと
主な実績
講師・講演
「対話型の科学コミュニケーションのスキル」(手作り科学館Exedra研修) 「難しい」を「分かりやすい」へ ~科学コミュニケーターの技術と考え方~(INFOSTAセミナー) 各界のプロが語る 「伝える」極意(東京大学) 「宇宙と星空の案内人になる!」 (松川町 天体観測イベント・プログラム開発支援) 「好きなことを仕事にするための考え方」 (静岡高校進路講話) 「問いの質を高める」(さとのば大学オンライン講義) 科学コミュニケーターの進路について(北海道大学 CoSTEP)
イベント・出前授業
未来館の常設展を、対話しながらめぐるツアー(随時開催) 「ひと と 地球 のおはなし」(陵光ゼミナール「本物プロジェクト」特別授業) 「電気のこと、みんなで考えよう」(陵光ゼミナール「本物プロジェクト」特別授業) 天体観望会・宇宙旅行実演(各地で開催。例1,2,3,実演イメージ動画)
執筆
個人の遺伝情報をかした医療の実現を目指して(東京大学広報サイト) 油井宇宙飛行士がいるISSを見上げよう 日本でも肉眼でチャンス(Yahoo!ニュース) 人間を科学して行き着いたのは?(科学コミュニケーターブログ) 科学コミュニケーターブログ記事一覧(日本科学未来館=国立国会図書館アーカイブ) 「都市を科学する」記事一覧(ondesign) 収容施設が生み出す都市への価値(建築討論=ondesignとして)
Web作成
森林立地学会60周年記念事業「森林を測定する」
その他のプロジェクト
さとのば大学 人の成長をデザインするためのルーブリック作成 コミュニケーションを科学する 科学コミュニケーターのスキル・スタンダードとナレッジ・プラットフォームの構築 株式会社S'UIMIN 事業本部 プロジェクトマネージャー
経歴
1980年、静岡市生まれ。天文少年→京都大学大学院(農学修士)→静岡新聞記者→日本科学未来館→2018年より、設計事務所勤務 兼 フリーランス科学コミュニケーター。
星が好きだったのに農学部へ進み、休学中のアジア横断の旅行記を書くのが楽しかったので、新聞記者に。伊豆半島での支局生活が面白くて、科学で地域を面白くしたいと思い、2013年に日本科学未来館へ。展示解説、実演、執筆、人材育成、展示制作などを経験し、横浜市の建築設計事務所でまちづくりを研究。2019年からの1年間の育児休暇を取得し、家族と仕事を両立する「暮らし方・働き方」を探求しています。
異なる分野で重ねてきた「科学する」「伝える」「対話する」経験を応用し、個人事業を拡大中です。
大切にしていること
「答え」よりも「問い」や「視点」、「知識」よりも「考え方」や「世界観」。
「さぐる・分かる」に向かう好奇心。
伝える、対話する、楽しむ、学び合うこと。
「問い→探求→言語化→整理・体系化→共有→新たな問い」という学びのサイクルと、個人の「生き方」や「価値観」にも問いかけながら対話するスタンスを心がけています。
宇宙、地球科学、生態系あたりの「自然科学」分野に限らず、都市、コミュニケーション、感情なども、学び合う材料にしています。